生き残る店舗の商材とは、その一

商材について

出店しても殆どのお店がネットショッピングモールから1年以内に退店してしまう旨、前回書かせていただきました。退店してしまったお店の商材に、ある条件傾向があるのが伺いしれます。これは弊社が数多くかかわって生き残っている店舗様からの経験則であって、絶対条件では無いことは、先に述べておきます。絶対がわかればこんな楽な商売は無いでしょうし、商売にはいろいろな方法論がありますからね。

さて生き残っている店舗様の商材は何かというと、それはその店舗(会社)のオリジナル商品だということです。弊社では様々なジャンルの商材の店舗様を扱ってきましたが、ジャンルに関係なく生き残っている店舗様はほぼ全てがその店舗様の母体となっている会社のオリジナル商品だということです。

これからネットショッピングモールに出店を考えている方、このオリジナル商品を持っているのか当て嵌まっていますか?
もしこの条件からずれているようなら出店を考え直した方が良いかもしれませんよ。

なぜオリジナル商品を販売する店舗様が多く生き残れるのか。それはこれを読んでいるあなたももう気が付いたと思いますが、まずは他で売っているところが無いということです。

同じような商品があればオリジナル商品でも他店と競合するので売上とは関係ないと考える方もいると思いますが、それはそうなのですがここではひとまずそれは置いて話を進めます。

例えば楽天に出店したとします。まずお店を出店するにあたり出店費用が掛かり続けます。
更に必ず店舗が売り上げに対するお客様へ付与するポイントの負担があります。最低でも商品金額に対して1%の負担です。それも税込の金額に対しての1%です。
また現在は殆どのお客様がクレジットカートやコンビニ決済、楽天PAYでの支払いとなります。昔はネットショッピングでクレジットカードを使うのが怖いという方が多かったですが、今はクレジットカードの決済はモール自体が行っていることもありその信頼からクレジットカードを使わないお客様は殆どいないのが現状です。このクレジットカード含めその他の電子決済サービスでの手数料が契約にもよりますが4%前後と馬鹿に出来ない費用となります。
1万円の商品がクレジットカードで売れたとしたら決済手数料4%+ポイント1%で500円となります。これに出店費用+広告など出稿したら売り上げの粗利がどんどん減ってしまうのは自明の理です。

だから生き残るのに有利になる商材は、オリジナル商品なのかということになるのです。
オリジナルであれば基本的に競合がありませんので儲けたい金額で売ることが可能です。
オリジナル商品を持っているかいないのか、これがまず生き残る店舗の条件となるのです。

商材について
スポンサーリンク
山ちゃんをフォローする
ネットショップ出店予備校

コメント

タイトルとURLをコピーしました