まずは汎用性が高いYahooショッピングがお勧め

出店モールについて

前回はショッピングモールへの出店はリスク回避からも、また他モール出店への有利な条件を引き出すためにYahooショッピングから出店しようと述べました。

今回は、サイト構築の観点からもYahooショッピングから始めるのが良いでしょうという話で進めたいと思います。

自分だけのモール展開が出来ないアマゾンを除いて、大概のショッピングモールのサイト構成は似たようなものになっています。専門用語で解らない方がいるかも知れませんが、基本的にはページの上部、店舗名やナビゲーションメニューからなるヘッダーと呼ばれる部分、その下の左側部分となる商品を選ぶためのジャンルや商品名などカテゴリーが並ぶサイドナビ部分、そしてその右側の大きい幅のメインコンテツ部分(商品ページにもなります)という構成です。

このサイトの骨格となる部分のサイズが、楽天市場とYahooショッピングが大変似ているのです。まあ似ているというより後発であったYahooショッピングが楽天をお手本としたといった方が良いのか、とにかくいろいろと似ています。どちらかで作ったサイトのパーツ類は、そのまま違うモールに流用、共用できるのです。バナーなどのデザインパーツ類が共用できるのは、多店舗展開するのに都合がいいですよね。

そういったパーツ類だけでなく、Yahooショッピングから始めた方がいい部分が他にもあります。ちょっと技術的な話となりますが、ページ構成するための表に見えない裏側の部分、HTMLといいますが、こちらがYahooショッピングで作ったものを他の例えば楽天に持ってゆくのが楽で問題が出にくいのです。

解りづらいと思いますが楽天市場のサイトは、そのHTMLと一緒に使えるデザインに変化が付けられるCSSというものを多用出来たりします。そうした形で作ったものをYahooショッピングで使おうとするとエラーが出たりして再調整しなければいけないことが多々あります。逆にYahooショッピングでのサイト構築では、技術的に限られた形でしか出来ないので(このところかなり出来る様にはなりまいたが)、割とすんなり楽天市場に持っていくことが可能です。
もちろんそのまま使えるわけではないですよ。楽天市場用にHTMLを書き換える必要はあります。

商品ページは、他モールへコンバート(変換)するシステムがあったりするので、それを使えばあまり問題にならないかもしれませんが、パソコン用のTOPページはそう簡単では有りませんので、HTMLの構成が簡単なYahooショッピングから作っていった方が後々楽だと思います。、そういった実務面からもYahooショッピングから始めるのがお勧めする理由です。

サイト構築等全て業者に任せてしまうなら別ですがね….。

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